

1枚の種盤に、15~20個のかきが、鈴なりに付いています。
陽光きらめく相生湾・鰯浜港から船で約10分。コープス一年生かきの養殖場に着きました。山一水産の岩本健蔵さんに、収穫の様子を見せてもらいます。イカダから吊るされたロープをクレーンに掛け、高々と持ち上げると、褐色のゴツゴツした塊が。ホタテの貝殻に鈴なりについたかきです。「ホタテに種を付けた『種盤』をイカダから吊るして養殖してるんよ」と岩本さん。これを8メートルほどの高さから、ドシャーンと船の上に落として収穫します。衝撃で一つひとつのかきが種盤から離れるのだそう。とれたてのかきに、岩本さんがスルリとナイフを入れ殻を開けると、ふっくらつやつや、乳白色の身が姿を現しました。
コープス一年生かきは、相生を中心に、西は赤穂の福浦から東は姫路の網干に至る播磨灘海域で、岩本さんら指定生産者によって養殖されています。かきの養殖期間は通常2〜3年ですが、ここでは6カ月〜1年。「山と川のおかげやね」と岩本さんは話します。播磨灘には、氷ノ山をはじめ北部の山々から、揖保川、千種川の流れに乗ってたっぷりのミネラル分が運ばれます。これを養分に、かきのエサとなるプランクトンが育つため、短期間でも身が大きくなるというわけです。また各漁協では、イカダの数を制限して密殖を避け、エサが十分いきわたるようにしたり、収穫が終わる5月には海底の堆積物をかくはんして海をきれいにするなど、かきの生育環境を守る取り組みを行っているそうです。

パック詰めの前に、滅菌海水で洗浄、かき殻などを除いた後、さらに目視で品質をチェックします。
収穫されたかきは、むき身にされ、滅菌海水に浸けた状態で、相生市にある㈱マルト水産に運ばれ、ック詰めされます。加工の工程では、常に日付や海域などを記した札の入った専用容器で管理。トレーサビリティーには万全を期しています。
寒さが増すこれからが、まさにかきのベストシーズン。うまみ成分のグリコーゲンを蓄え、身を太らせていきます。おいしく食べるためには、洗い過ぎないこと。真水でサッと洗えば十分だそうです。鍋物にフライに、旬の味覚を味わってください。
☆2.3面 ニュース&インフォメーション 「食育フェスタ開催」「第九コンサート開催」ほか
☆4.5面 新春対談「助け合う心と協働が新しい時代を拓く」井戸敏三兵庫県知事・本田英一コープこうべ組合長理事
2012年は国連が定めた「国際協同組合年」。協同組合がこれからの社会にどんな役割を果たしていけるかについて、井戸敏三兵庫県知事と本田英一コープこうべ組合長理事に語り合っていただきました。
☆6面 ちょっとおしえて!「ぐっすり眠るには?」
寒い季節、なかなか寝つけないことも。そんなとき、みんなどうしているのかな。
☆8面 おいしく食べて500kcal エビマヨ、チンゲン菜のジンジャースープ煮、マンゴーゼリー、ごはん、これでしめて545kcal



















